第32回全国北前船セミナー開催報告

開催日   平成30年8月26日(日)~27日(月)

 会 場   石川県加賀市山田町 セミナーハウスあいりす      

 

薮下会長、山下副市長の挨拶による開会式がおこなわれました。

「考古学から見た北前船文化」と題して日本文化史学会評議員の鈴木重治先生による記念講演

 

 先生からは、日本各地で出土された焼き物や石造物などが、どのように流通し、どのように運ばれてきたのかを考えていく問題提起がありました。

全国から参加されたおよそ70人の方々は、皆さん真剣に聴かれていました。

レポート発表①

「北前船が運んだ尾道石工の石造物」 

樫本慶彦氏(広島市)

レポート発表②

「17世紀から18世紀に日本海沿岸に運ばれた越前笏谷石」

三井紀生氏(福井市)

レポート発表③

「ヨットで巡る北前船寄港地」 

藤本益夫氏(大阪市)

レポート発表④

「赤瓦の流通と北前船」

川本良一氏(加賀市)

レポート発表⑤

「石見焼の流通」 

阿部志朗氏(浜田市)

シンポジュウム「石や焼き物・文化の流通と北前船の役割」の模様

 

コーディネーターは鈴木重治先生

参加者全員による記念撮影

一日目の夜の情報交換会。北前船寄港地フォーラムや日本遺産のことなどが議論されました。

 

 

 

現地見学会

 8月27日(月)~ 28日(火) 

   小松市安宅町 住吉神社、廻船問屋瀬戸家、浜田・泥町、川岸橋通り ⇒ 粟津温泉(泊)

   小松市埋蔵文化財センター、観音下石切場、尾小屋鉱山資料館、鉱山マインロード